Charles Lloyd & the Marvels チャールス・ロイド&ザ・マーヴェルス Tone Poem
ロイドは飛んでいく
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やっと全編聴いた。
オーネット・コールマンの2曲からスタートをしていることからして、
本アルバムの大らかさと自由を象徴しているし、
ロイドの調子の良さ、本気度が窺える。
今になって、本当に自由に飛翔している感じがする。
元々ビル・フリーゼルのサウンドは、
ロイドが創作するストーリーに、最適な解を与え得る、
エレメントを持っている。
ロン・マイルスの 「Rainbow Sighn」の時も感じたけれど、
メンバーの対話のあり様が、実に素晴らしい。
「それぞれが硬質で折り目正しく、他者を敬い、傷つけない」のである。
フリーゼルが入るだけで、そう言う空間が醸成されてしまうのかもしれない。
そして何よりもまして、
ヒップに、軽やかに、飛翔するロイドのテナーは、
もはや遊戯三昧の境地である。
有り難や、有り難や。
こう言う音楽を聴くと、もうこれだけでいいと思ってしまう。
(良い作品に出会うと、その度にそう言っているが・・・)
Charles Lloyd (tenor saxophone ,alto flute)
Bill Frisell (guitar)
Greg Leisz (steel guitar)
Reuben Rogers (bass)
Eric Harland (drums)
1 Peace (Ornette Coleman)
2 Ramblin’ (Ornette Coleman)
3 Anthem (Leonard Cohen)
4 Dismal Swamp (Charles Lloyd)
5 Tone Poem (Charles Lloyd)
6 Monk’s Mood (Thelonious Monk)
7 Ay Amor (Villa Fernandez Ignacio Jacinto)
8 Lady Gabore (Gabor Szabo)
9 Prayer (Charles Lloyd)
タイトル曲 Tone Poem 白眉の演奏です。

こんにちは。
今年は上半期のベスト3を選ぶのにあまり迷わなかったのですが、それも買うCDがコロナ禍で減ってきていることもあるかと思います。もう少したくさん聴いてみたかったなあ、とは思いますけど。
その中でも、このチャールス・ロイド、個性的でいいですねえ。ギターの2人のサウンドが大きく影響しているのだと思いますが、それに乗って、自由に吹いているロイド、さすがだと思います。もうグループとして何枚目かで出来上がってきていますしね。
当方の21年上半期ベスト3のリンク先ですが、以下の通りです。
https://jazz.txt-nifty.com/kudojazz/2021/07/post-44faae.html
KUDOさま、ありがとうございます。
私もこのアルバム聴いて、なんだか嬉しくて、幸せな気分にしてくれて、上半期、間違いなくベスト3に入ります。ロイドは全くもってユニークで偉大な存在ですね。