Jazz Live &Delight In The Night 2026.7.29 19:00〜 at スターバックス本巣北方店

Plays for the Full Moon

夜長を楽しむ満月ジャズ    
【Link→】提供:Studio303

出演  Piano:Zawinul Koji  / WoodBass:Miyauchi Yuko

満月の夜には、不思議と時間がゆっくり流れているように感じます。そんな夜に寄り添うのは、何十年もの時を超えて愛され続けてきたジャズ・スタンダード。月を歌い、星を見上げ、誰かを想い、季節の移ろいに心を重ねる──。お届けする楽曲には、それぞれに生まれた時代のなかで、人生そのものを映し出すような言葉が残されています。
このリストでは、それぞれの楽曲に込められた物語をご紹介します。演奏とともに、その一曲が紡ぐ情景を思い浮かべながら、どうぞゆっくりとお楽しみください。


1st SET

1. Stella by Starlight(星影のステラ)

作曲:ヴィクター・ヤング 作詞:ネッド・ワシントン

「星影の中で、あなたは運命のように私の人生へ現れた。」

1944年の映画『呪いの家』のために書かれた作品。夜空の星々と恋の始まりを重ね合わせた幻想的な世界観は、多くのジャズ・ミュージシャンを魅了し続け、スタンダードを代表する一曲となりました。


2. My Foolish Heart(愚かなりし我が心)

作曲:ヴィクター・ヤング 作詞:ネッド・ワシントン

「愚かな心よ、恋に落ちることを恐れてはいけない。」

1949年公開の同名映画の主題歌。理性では抑えきれない恋心を温かく見つめる歌詞と美しい旋律が心に残ります。ビル・エヴァンスが生涯にわたり愛奏した名曲としても知られています。


3. Autumn Leaves(枯葉)

作曲:ジョゼフ・コズマ 原詞:ジャック・プレヴェール 英詞:ジョニー・マーサー

「枯葉が風に舞うたび、過ぎ去った恋の日々を思い出す。」

1945年にフランスで誕生したシャンソン「Les Feuilles mortes」。ジョニー・マーサーによる英語詞とともに世界中へ広まり、秋の情景と失われた恋を描くジャズ・スタンダードとして愛されています。


4. Moonlight Serenade(ムーンライト・セレナーデ)

作曲:グレン・ミラー 作詞:ミッチェル・パリッシュ

「月明かりの下で、あなたに愛をささやこう。」

1939年にグレン・ミラー楽団のテーマ曲として誕生。優雅に流れる旋律と甘くロマンティックな歌詞が、スウィング・ジャズ黄金時代を象徴する名曲として今も親しまれています。


5. My One and Only Love(マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ)

作曲:ガイ・ウッド 作詞:ロバート・メリン

「あなたは、私のただ一人、かけがえのない愛。」

1952年に発表された珠玉のラブ・バラード。深い愛情を静かに歌い上げる歌詞と気品あるメロディは、ジョン・コルトレーンとジョニー・ハートマンによる名演でも広く知られています。


6. Golden Earrings(ゴールデン・イアリング)

作曲:ヴィクター・ヤング 作詞:ジェイ・リヴィングストン、レイ・エヴァンス

「その金色のイヤリングは、真実の愛へ導くお守り。」

1947年公開の映画『Golden Earrings』の主題歌。異国情緒漂う旋律と情熱的な歌詞が、運命的な恋を印象深く描き出しています。ペギー・リーの歌唱でも広く親しまれました。


7. Never Let Me Go(ネバー・レット・ミー・ゴー)

作曲:ジェイ・リヴィングストン 作詞:レイ・エヴァンス

「どうか私を離さないで。」

1956年の映画『The Scarlet Hour』のために書かれたバラード。短い言葉に込められた切実な愛の願いと、静かに語りかけるような旋律が、多くの演奏家に愛され続けています。

2nd SET

1. Beatrice(ベアトリス)

作曲:サム・リヴァース

サックス奏者サム・リヴァースが妻ベアトリスに捧げたオリジナル作品。静けさの中に温かな愛情が息づく美しいバラードで、繊細なハーモニーと気品あるメロディは、モダン・ジャズを代表する名曲として多くの演奏家に愛されています。


2. I Fall in Love Too Easily(アイ・フォール・イン・ラブ・トゥー・イージリー)

作曲:ジュール・スタイン 作詞:サミー・カーン

「私はすぐ恋に落ちてしまう。そして、その恋はいつも長続きしない。」

1945年公開の映画『錨を上げて』で広く親しまれるようになった作品。恋に傷つくことを知りながらも、また恋をしてしまう──そんな繊細な心情が、多くの人の共感を呼んできました。チェット・ベイカーの歌唱でも知られる一曲です。


3. The Days of Wine and Roses(酒とバラの日々)

作曲:ヘンリー・マンシーニ 作詞:ジョニー・マーサー

「酒とバラの日々は、笑顔とともに静かに過ぎ去っていった。」

1962年公開の同名映画の主題歌として書かれ、アカデミー歌曲賞を受賞。美しいタイトルとは対照的に、人生の輝きと儚さを描いた作品で、ジャズ・スタンダードとして今も演奏され続けています。


4. Lament(ラメント)

作曲:J.J.ジョンソン

タイトルの”Lament”は「哀歌」の意味。トロンボーン奏者J.J.ジョンソンが生み出したこの作品は、言葉を持たないインストゥルメンタルだからこそ、一音一音が深い感情を語りかけます。静かな余韻に包まれた珠玉のバラードです。


5. Triste(トリステ)

作曲・作詞:アントニオ・カルロス・ジョビン

「悲しみは消えない。それでも人生は静かに流れていく。」

“Triste”はポルトガル語で「悲しみ」。失恋をテーマにしながらも、ジョビンならではの洗練されたメロディとボサノヴァの心地よいリズムが、悲しみを優しく包み込み、爽やかな余韻を残します。


6. You’d Be So Nice to Come Home To(ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ)

作曲・作詞:コール・ポーター

「あなたが待つ家へ帰れたら、それはどんなに素敵なことだろう。」

1943年、ミュージカル映画『Something to Shout About』のために書かれた作品。華やかな恋の言葉ではなく、「帰る場所」としての幸せを描いた歌詞は、コール・ポーターならではの洗練された温かさに満ちています。


7. Fly Me to the Moon(フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン)

作曲・作詞:バート・ハワード

「月へ連れて行って。そこで、あなたをどれほど愛しているか伝えたい。」

1954年、「In Other Words」のタイトルで発表され、後に現在のタイトルで世界中に広まりました。宇宙を舞台にしながら、実は愛する人への想いを真っ直ぐに歌った作品。軽快なスウィングに乗せて、多くのアーティストに歌い継がれている永遠のスタンダードです。


コメントを残す