開催決定!Jazz Live &Delight In The Night 2026.11.24(TUE) 19:00〜 at スターバックス本巣北方店
Plays for the Full Moon
特別な時間を彩る、アコースティック・ジャズの世界
出演 Piano:Zawinul 浩司
Bass:宮内裕子
満月の夜には、不思議と時間がゆっくり流れているように感じます。そんな夜に寄り添うのは、何十年もの時を超えて愛され続けてきたジャズ・スタンダード。月を歌い、星を見上げ、誰かを想い、季節の移ろいに心を重ねる──。お届けする楽曲には、それぞれに生まれた時代のなかで、人生そのものを映し出すような言葉が残されています。
このリストは、当日、スターバックス本巣北方店で演奏(予定)する曲のセットリストです。それぞれの楽曲に込められた物語をご紹介します。演奏とともに、その一曲が紡ぐ情景を思い浮かべながら、どうぞゆっくりとお楽しみください。
演奏曲目のリスト&解説
1st Stage
1. What Is This Thing Called Love / 恋とは何でしょう
- 作曲・作詞: Cole Porter
- 楽曲解説: コール・ポーターによるミュージカル・ナンバー。今回はファストテンポで演奏され、スリリングな掛け合いとドライブ感溢れるアドリブ展開が楽しめるジャズ・スタンダードの定番です。
いったい愛とは何という奇妙なものなのだろう。こんなにも私を振り回し、戸惑わせるのだから。
- Reference Video: Clifford Brown – What Is This Thing Called Love (Clifford Brown: Trumpet, Max Roach: Drums)
2. I’m Old Fashioned / アイム・オールド・ファッションド
- 作曲: Jerome Kern / 作詞: Johnny Mercer
- 楽曲解説: ミディアムテンポで心地よくスイングする、古き良き時代への愛着を歌ったノスタルジックな名曲。ジェローム・カーンの美しいメロディラインが、温かな気持ちとロマンチックな余韻を残してくれます。
私は少し古風な人間かもしれない。でも、月明かりや古い歌、そして何よりも君を愛するという昔ながらの気持ちが好きなのです。
- Reference Video: John Coltrane – I’m Old Fashioned (John Coltrane: Tenor Sax, Curtis Fuller: Trombone)
3. Everything Happens to Me / エブリシング・ハプンズ・トゥ・ミー
- 作曲: Matt Dennis / 作詞: Tom Adair
- 楽曲解説: ついてない日常をぼやくユーモラスな歌詞とは裏腹に、極上のメロディを持つ美しいバラード。セロニアス・モンクやチェット・ベイカーの名演でも知られ、じっくりと歌い上げる表現が魅力です。
風邪をひくのも、電車に乗り遅れるのもいつも私。そして何より不運なのは、あなたに恋をしてしまったこと。
- Reference Video: Thelonious Monk – Everything Happens To Me (Thelonious Monk: Piano)
4. Gone with the Wind / 風と共に去りぬ
- 作曲: Allie Wrubel / 作詞: Herb Magidson
- 楽曲解説: 同名の小説や映画とは別に書かれたポピュラーソング。ミディアムテンポの軽快なリズムに乗せて、哀愁を帯びたフレーズが交差するジャズマンに人気の楽曲です。
私たちのロマンスは風と共に去ってしまった。昨日までの甘い言葉も、すべては虚しい幻だったのです。
- Reference Video: Dave Brubeck – Gone With the Wind (Dave Brubeck: Piano, Paul Desmond: Alto Sax)
5. Darn That Dream / ダーン・ザット・ドリーム
- 作曲: Jimmy Van Heusen / 作詞: Eddie DeLange
- 楽曲解説: 複雑で美しいコード進行を持つ、ジミー・ヴァン・ヒューゼンの傑作。スローからミディアムのテンポで、じっくりと音を紡ぎ出すような深い表現と知的なアプローチが求められる一曲です。
君が私を愛してくれる、あのいまいましい夢。目覚めれば現実ではないと知って、また心が痛むのです。
- Reference Video: Dexter Gordon – Darn That Dream (Dexter Gordon: Tenor Sax)
6. Midnight Mood / ミッド・ナイト・ムード
- 作曲: Joe Zawinul / 作詞: Raleigh
- 楽曲解説: ジョー・ザヴィヌルが作曲した、夜の静寂に溶け込むような極上のバラード。ビル・エヴァンスが名盤『Alone』で取り上げたことでも広く知られており、深い内省と美しさを備えています。
(※真夜中の静寂と、心の中に広がる郷愁や孤独を、深いハーモニーの響きでお楽しみください)
- Reference Video: Bill Evans – Midnight Mood (Bill Evans: Piano)
2nd Stage (20:00〜20:30)
1. Good Morning Heartache / グッド・モーニング・ハートエイク
- 作曲: Irene Higginbotham, Ervin Drake, Dan Fisher
- 楽曲解説: ビリー・ホリデイの絶唱で知られるブルージーな楽曲。今回はミディアム・アップのテンポで、悲しみを吹き飛ばすような前向きなエネルギーと軽快なグルーヴを持たせてお届けします。
おはよう、心の痛み。また今日も私のもとへやって来たのね。どうか私をそっとしておいてくれないか。
- Reference Video: Billie Holiday – Good Morning Heartache (Billie Holiday: Vocal)
2. Angel Eyes / エンジェル・アイズ
- 作曲: Matt Dennis / 作詞: Earl Brent
- 楽曲解説: マット・デニスによる、ブルージーでダークな雰囲気を持つ名バラード。怪しげな魅力に満ちたコード進行が、失恋の痛手と大人の色気を引き出します。
少しの間、私をここから消えさせてくれ。あの狂おしいほど美しい「天使の瞳」を見てしまったら、もうまともではいられないから。
- Reference Video: Ella Fitzgerald – Angel Eyes (Ella Fitzgerald: Vocal)
3. Stella by Starlight / ステラ・バイ・スターライト
- 作曲: Victor Young / 作詞: Ned Washington
- 楽曲解説: 究極のバラードとして有名な曲ですが、今回はファストテンポでアグレッシブに展開。マイルス・デイヴィスをはじめ、多くのモダン・ジャズの巨人たちが愛したスリリングなアップテンポ・アレンジです。
星明かりに照らされた君の姿。君はただの幻ではなく、私の心の中で永遠に輝き続ける、ただ一つの星なのです。
- Reference Video: Miles Davis – Stella by Starlight (1958) (Miles Davis: Trumpet, John Coltrane: Tenor Sax)
4. Ballad of the Sad Young Men / バラッド・オブ・ザ・サッド・ヤング・メン
- 作曲: Tommy Wolf / 作詞: Fran Landesman
- 楽曲解説: 都会の片隅で生きる若者たちの孤独や哀愁を描いた、非常にドラマチックで美しいスロー・バラード。ロバータ・フラックやキース・ジャレットの名演が胸を打つ、感動的なナンバーです。
悲しき若者たちは、今夜も酒場で孤独を癒やそうとしている。彼らの心に、どうか安らぎが訪れますように。
- Reference Video: Keith Jarrett – Ballad of the Sad Young Men (Keith Jarrett: Piano)
5. All the Things You Are / オール・ザ・シングス・ユー・アー
- 作曲: Jerome Kern / 作詞: Oscar Hammerstein II
- 楽曲解説: ジャズ・ミュージシャンが最も好んで演奏する、コード進行の美しさが際立つ傑作。ミディアムテンポで流れるように展開される、華やかで知的な構築美を楽しめるナンバーです。
君は春が約束してくれた甘いキス。私にとってのすべてであり、心から愛しい存在なのです。
- Reference Video: Keith Jarrett Trio – All The Things You Are (Keith Jarrett: Piano, Gary Peacock: Bass, Jack DeJohnette: Drums)
6. Night and Day / ナイト・アンド・デイ
- 作曲・作詞: Cole Porter
- 楽曲解説: コール・ポーターの洗練されたメロディと情熱的な歌詞が光る大定番。ミディアムテンポの心地よいグルーヴに乗せて、内に秘めた熱い想いをクールに表現します。
昼も夜も、君のことが頭から離れない。この切ない想いは、君と一つになるまで決して終わることはないのです。
- Reference Video: Joe Henderson – Night and Day (Joe Henderson: Tenor Sax)

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